購入資金には限りがある
購入資金には限りがある
私たちが株式投資をする場合、購入する株の将来を予測することが必要になってきます。しかし、100%その株の将来を予測することなど不可能に近いことです。どんなに、その企業の業績や株価を分析したとしても完璧という訳にはいきません。
銀行などの金融機関にお金を預けているのなら元本は保証されています。しかし、株はそうはいきません。株で利益を上げようと思って頑張って分析してみたりするのですが、うまく行かないこともしばしばです。
ある銘柄を買うために、自分の持っている資金を全部投入していたりすると、うまく行かない場合は大きな損失を背負い込んでしまい、身動きが取れなくなったりすることも考えられます。前章で紹介した"ナンピン買い"すらできなくなります。
従って、株を購入する場合は、一つの銘柄に自分の持っている資金の全額をつぎ込まないことです。目安としては、一つの銘柄を買うのに使う資金は、自分の資金枠の1/3程度以下がいいのではないかと思います。これなら、例えば"ナンピン買い"というテクニックも、その気になれば使うこともできます。
資金は上手に使う
株を買う場合は、出来るだけ同じ業種に偏らないほうが良いと思います。例えば、円安や円高などの影響を受けやすい業種もあれば、そうでない業種もあります。自動車業界などは、比較的この影響を受けやすい業種だと思います。円高になった場合は、株価が下がり損失が出やすい傾向になる可能性があります。
つまり、株を買う場合は、自動車ならその業種ばっかり買わない、食品なら食品業界ばっかり買わない、できるだけ別の業種のなかから購入銘柄を選ぶなどすることが大切です。
これは、限りある資金を上手に使い、また、リスクを最小に抑えるために役立ちます。使える資金枠のなかで賢い運用を心がけてください。