2009年08月17日

株式投資の配当金について

値上がり益(キャピタルゲイン)と並ぶ、株式投資の大きな魅力が配当金(インカムゲイン)です。8月、9月に本決算や中間決算を迎える企業も多いだけに、この時期はとりわけ配当金が気になります。


配当金ってどんなもの

株式を発行している企業が、利益の一部を株主へ還元するのが配当金です。「1株につき5円」、「1株につき10円」という形で、株主は保有する株数に応じて配当金をもらえます。

通常、配当金をもらえるのは決算後です。かつて配当は年2回までしか認められていませんでした

  ・年に1回、本決算の後に1年分まとめて配当金を支払う会社
  ・年に2回、半年ごとの本決算と中間決算の後に配当金を支払う会社

のどちらかに分けられましたが、現在は一定の要件を満たせば随時配当ができるようになったので、四半期ごとに配当を実施している会社もあります。

なお、配当金は預貯金などとは違い、あらかじめ支払われることが約束されているものではありません。業績が悪いと配当金の額が前回よりも減ってしまう「減配」になったり、配当金の額がゼロ、つまり全く支払われない「無配」となる場合もあるので注意が必要です。


配当利回りは

低金利時代の今、着目したい指標が「配当利回り」です。これは投資した資金に対し、どれだけ配当がもらえるかを示すもので、1年間にもらえる配当金の額を株価で割ると求められます。

例えば、年間5円の配当金をもらえる株を500円で買ったとすると、1%。同じく年間5円の配当金をもらえる株を200円で買ったなら、2.5%となります。

配当利回りが高いほど良い、ということで銘柄選びの参考になります。ただ、前述のとおり配当は減ったり全く支払われない場合もあるので注意が必要です。

なお、株価が極端に低い企業の場合、非常に高い配当利回りとなる場合がありますが、株価低迷の理由が業績の悪化で、結果として減配や無配になってしまう可能性もあります。配当利回りの良さにだけ着目し、企業の業績などを吟味せず購入するのは危険な行為です。

また、たとえ当初予想どおりの配当金をもらえたとしても、基になる株価が大きく値下がりしてしまっては意味がありません。PER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)などの指標や過去の株価動向なども参考に、総合的に判断するのが良いでしょう。

この辺を判断する材料は、各証券会社で提供されているので、それを活用するといいでしょう。

例えば、マネックス証券では、ログインし「投資情報」→「スクリーニング」で、決算期や配当利回り、PER、PBRなどによる銘柄絞り込みが可能ですので、活用するといいですね。


配当をもらうなら「権利付最終日」までに購入する

配当金を受け取るため、まず確認しておきたいのがその企業の「権利付最終日」です。

配当金をもらう権利を得るには、その銘柄の権利確定日に株式を保有していなければなりません。具体的には、権利確定日を含む5営業日前の「権利付最終日」の大引けまでに買い注文が約定している必要があります。

 (例)今年の8月末と9月末が権利確定日である場合

○ 権利確定日が2009年8月末日の場合 → 2009年8月25日(火)が権利付最終日

○ 権利確定日が2009年9月末日の場合 → 2009年9月24日(木)が権利付最終日

 なお、権利付最終日の翌営業日は「権利落ち日」と呼ばれ、この日に株を買ったとしても、もう今回の権利は得られません。これは、注意が必要です。

これも各証券会社で確認できますが、マネックス証券で、権利確定日が月末以外に到来する銘柄を確認するには、ログインし「投資情報」→「リアルタイム株価」→「会社四季報」の順で、銘柄ごとに確認できます。


配当金の受け取りは

配当金の受取ですが、従来の方式ですと自宅に郵送されてきた書類を持って金融機関の窓口へ受取に出かけたり、この手続きがちょっと面倒です・・・。

こういう場合は、証券会社の「配当金受け取りサービス」を利用するといいでしょう。例えば、マネックス証券の場合は、一度登録手続きをするだけで、マネックス証券の口座や銀行の口座などで受け取ることができるサービスがあります。利用も無料なので、積極的に活用してみてください。

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