貸株(マネックス証券、SBI証券、カブドットコム証券)、預株(松井証券)の特徴やリスクについて詳しく解説しています。

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貸株や預株の特徴とリスクについて

貸株・預株は、SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券、松井証券で利用できるサービスです。具体的には、現在、何らかの理由で保有し続けている株を、上手に活用していくための制度です。

貸株・預株制度を上手に活用していくためには、その特徴やメリット・デメリットを知っておく必要があるため、ここでは、その特徴などを詳しく解説していきます。

貸株や預株の特徴とは何か

  • 保有している株を貸すことで金利を受け取ることができる
  • 貸株・預株の手続き(申込みや解約)に費用は必要ない
  • 貸し出し中の株はいつでも売却できる

貸し株は、本来信用取引を行う時に証券会社から株式を借りて取引を行う制度です。ただ、ここで解説する貸株・預株は、証券会社から株式を借りるのでは無く、反対に証券会社に株式を貸すことになります。

そして、貸した株式の利息(金利)を証券会社から受け取ることになります。金利は各証券会社でまちまちですが、銀行などの金利よりも高く設定されていることが殆どです。さらに、この利息配当は、毎月自身の証券口座に振り込みされる仕組みになっています。

貸株や預株のメリットとは何か

  • 現在運用している株式を利用できる
  • 貸株の金利は銀行の金利より高額
  • 貸している株はいつでも売却できる
  • 貸し株の金利も毎月受け取ることができる

なお、税金は「総合課税の雑所得」になります。(税率は「課税総合所得」によって異なります)

貸株や預株のデメリットとは何か

  • 確定申告が必要になる場合がある(20万円以上)
  • 議決権や株主配当などを受け取れない
  • 信用口座を開いていると利用できない

貸し株は、基本的に「機関投資家」に株式を貸し出すことになります。したがって、その貸し出した株の所有権は機関投資家に移りますので、このままでは議決権や配当金、株主優待などを受けられません。

しかし、貸株はいつでもキャンセルすることができますので、配当金や株主優待が受けられる権利確定日に貸株をしていなければ、配当金や株主優待を受け取ることはできます。(権利確定日は「会社四季報などで確認できます」)


貸し株を申し込む時に信用口座を開いていると(取引の有無にかかわらず)、申し込みできません。この場合は、一旦信用口座をキャンセルすると、貸し株サービスを利用することが可能になります。

また、貸し株を利用しているときに信用口座を開設すると、貸し株サービスは自動的にキャンセルされます。

貸株や預株のある証券会社

SBI証券 (旧イートレード証券)
口座 特定口座、一般口座
貸し株対象外銘柄 外国株式、端株(単元未満株)、ほふり非取扱銘柄、SBI証券の株式、SBIホールディングスの株式
貸し株対象銘柄 上記以外のすべての銘柄
手数料 無料
金利 0.5%から1%
・新興3市場(JASDAQ、マザーズ、ヘラクレス)上場銘柄 1%
・その他市場上場銘柄 0.5%
金利配当日 月末締め翌15日
保証 なし
他証券会社からの入庫 可能

マネックス証券
口座 特定口座、一般口座
貸し株対象外銘柄 外国株、ミニ株、端株(単元未満株)、ほふり非取扱銘柄、マネックス・ビーンズ・ホールディングスの株式
貸し株対象銘柄 上記以外のすべての銘柄
手数料 無料
金利 0.3%から1%
金利配当日 月末締め翌10日
保証 なし
他証券会社からの入庫 可能

カブドットコム証券
口座 特定口座、一般口座、法人口座
貸し株対象外銘柄 単元未満株、代用有価証券、売却注文中の株式、事故照会中の株式、合併等の対象株式、整理ポスト入り銘柄
貸し株対象銘柄 上記以外のすべての銘柄
手数料 無料
金利 0.5%
金利配当日 毎月第2金曜日の翌営業日
保証 あり(貸し株先が破綻した場合のみ)
他証券会社からの入庫 可能

松井証券
口座 一般口座
貸し株対象外銘柄 東証銘柄以外の銘柄
貸し株対象銘柄 日本証券金融株式会社が扱う東証銘柄のみ
手数料 無料
金利 1.02%
金利配当日 月末締め当月最終営業日
保証 あり
他証券会社からの入庫 可能

金利は常に変動するものですので、ご利用前に各証券会社でご確認ください。

SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券は、特定口座で管理している銘柄も対象となっていますが、松井証券は一般口座のみになっています。反面、金利は現時点では一番高く設定されています。

SBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券では、株主優待権利の獲得日がせまると、貸株を一旦停止する「株主優待自動取得」を行うことができるなど、サービス面ではこちらの方が使いやすいでしょう。